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ベルリン歴史探訪

Schloss Oranienburg(オラニエンブルク館城)の続き

前回の続きです

シャルロッテンブルクは上から見るとHのような建物で
東側(左翼)の一番突き当りの部屋が以下の写真です

前回の続きです

シャルロッテンブルクは上から見るとHのような建物で
東側(左翼)の一番突き当りの部屋が以下の写真です

ここは
1662年にルイーゼ・ヘンリエッテの依頼のもと
磁器のKabinett(小部屋)として建てた部屋だそうです

当時、オランダでは
1602年設立のオランダ東インド会社が興隆していて
17世紀半ばまでは、中国(明ですかね?)と貿易が盛んだったそうですが
17世紀後半は、中国の政治的な混乱のために
日本と、取引がされるようになっていったそうです
(だから日本の磁器がここにあるんですね)

1700年頃のコンピューターによる再現だそうです

この頃は、大選帝侯とルイーゼ・ヘンリエッテの息子の
Friedrich Ⅲ./Ⅰ.が、母のコレクションを引き継いでおり
コレクションのために部屋を改装したそうです

いや~、飾り方のセンスが素晴らしいですね

当時あった柱や装飾などは、1945年後なくなったそうです
かなしい…

この部屋の天井の絵です
描かれている磁器も、東アジアの磁器だそうです

階段をおりて
一階の踊り場みたいな場所へ

大選帝侯は、高価な工芸品をつくるために
(とりわけ、宮廷の要望で)
ブランデンブルクにマニファクチュアを定着させたそうです

大選帝侯が呼び寄せた錬金術師が作ったルビー色のグラス

この色彩や、技術の質は
どうやってつくったのか、現在謎のままだそうです
ロマンがありますね

対になっている、コインやメダルが埋めてあるポット

こちらは、200年におよぶホーエンツォラン王家のコインが埋まっているそうです

もう一方のポットは、大選帝侯のコインやメダルが埋まっているそうです

このスタイルは、ブランデンブルクで例外的に人気があったそうです

因みに、30リットルのビールがはいるそうです

合金から金と銀を分離させる技術を使って、5000枚のコインから金だけを集めてつくったコップ

この技術に特許を与えたFriedrich WilhelmⅢ.(大選帝侯とルイーゼ・ヘンリエッテの息子)への
工場主からの贈り物

コップには「善良な国の父に、感謝する化学者」みたいなことが刻印されている

この部屋は、先ほどの磁器の部屋の真下になります
かつては、壁にグロテスク模様が施された部屋だったそうで
ところどころ、残っているものが確認できます

ベルリンの職人がつくったファイナンス焼の容器
かわいいです

次の部屋からは、再び絵画の展示が続くので
少しだけ紹介しようかと思います

1677年、Stettin(現ポーランド)の包囲
ブランデンブルク vs スウェーデンの戦争
絵の保護膜の油のてりがつよかったので、横から撮っています

位置的には、oder(オーデル川)の河口で、かつてのPommern(ポメラニア)の領域です

川沿いに要塞があるのは鉄板ですね

ブランデンブルク艦隊 1684

この絵は、実際に起きた出来事を描いた絵ではないそうです
(ただし描かれている帆船やフリゲートは実際に存在していた)

当時大選帝侯は、オランダを手本に艦隊の構築、アフリカの植民地の獲得を計画した、しかしながら、すでに強い海軍国であったオランダや英国には太刀打ちできず、あまり芳しい結果にはならなっかったそうで

そういった事情の中、ブランデンブルクの艦隊によっての、スペイン戦艦の獲得やスウェーデンに対しての挑発行為の成功は
この絵の中で政治的な象徴的なものとして比喩的に描かれているそうです

因みに、当時Havelberg(エルベ川とハーフェル川が接続している場所)とベルリンで、船をつくっていたそうです

リンク:Havelberg(ハーフェルベルク)からハンブルクへの輸送
https://de.wikipedia.org/wiki/Havelberg#/media/Datei:2020_6_17_Schiffstransport_mit_Kamelen_1MG_7477.JPG

1655年頃のオラニエンブルク館城の模型
こちらの方が個人的にはかわいくて好きです

こちらは1710年頃の城を想定した模型

1651年から増改築を経た後
1842年頃に火災で東側の翼の建物を失って以降は
そのまま翼の建物がない状態で今日に至っているそうです

これで、展示内容は終わりです
(全てを紹介することはできませんでしたが)

こうしてみると、大選帝侯とオランダの関係が深かったのが
(彼は青年時代にオランダで過ごしています)
興味深かったです

オラニエンブルク館城の航空写真
上が南、下が北です
城の背後にまだ船着き場があるのが面白いです

今回は時間がなかったので、写真左側の庭園に行けず
いつか行きたいですね
(11月末までは、ロックダウンで行くことは叶わなくなりましたが。。)
コロナさんが、はやく静まってくれるのを願うばかりです


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