

「Frankfurt am Main」(フランクフルト・アム・マイン)が
日本だと有名な都市かもしれませんね
直訳すると
マイン川にある、フランケン(フランク族)の浅瀬
でしょうか?
そして、Brandenburg(ブランデンブルク)にも
「Frankfurt an der Oder」(フランクフルト・アン・デア・オーデル)があります
個人的にはオーダーの方が発音は近い気はしますが…
グーグルだとオーデルですね
こちらも
オーデル川にある、フランケン(フランク族)の浅瀬
になります
場所は下記です
ここにもフランケンの人がいたとは、興味深いです
(もしくは、影響力があったのでしょうか)
ただ、まだ由来を見つけられていないので
なんとも言えないのですが

これを見ると本当に浅瀬だったのかどうか考えてしまう
そして、実はAlt-Berlin(古ベルリン)にも
Spree(シュプレー川)にFurt(フルト)
があったそうです

引用:Stiftung Stadmuseum Berlin, Topographische Sammlung,
Berlin aus der Vogelschau Übersichten und Einblickein die Geschichte der Stadt
ISBN 978-3-938753-61-3

この図の赤い、まるいところに
おそらく渡ることができる浅瀬があったのだと思われます
そして以下が
Erfurt(エアフルト)の Krämerbrücke(クレーマー橋)
でみつけた浅瀬です
この川の名前がGera(ゲラ川はエルベ川につながります)で
昔はスラブ語で”erpha”という名前だったそうです
なので、おそらく erpha furt → Erfurt に
なったのかと思われます

この写真がイメージし易いかと思います
影で見えにくいのですが、川の下にも石の道があります

ちょうど渡っている親子がいたので
パパラッチしました

因みに、橋の中はこんな感じです
商人たちが商売をしていたところです
また、この橋にVia Regiaがあったそうです
Via Regia:wikipediaドイツ語版のリンク
簡単に説明すると、商人、軍隊、巡礼者などが使った
東西につながっている重要な道です
以上Furtについてでした
地名の由来って面白いですね
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